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紫外線吸収剤と紫外線散乱剤との違いとは?メリットとデメリットは?

      2017/03/02

紫外線量がピークに達する5月から8月の間、紫外線からお肌を守ってくれる日焼け止め。

様々なメーカーから、いろいろなタイプの製品が出そろっていますが、それら日焼け止め剤の主な成分である「紫外線防御剤」には、大きく分けて「紫外線吸収剤」と、「紫外線散乱剤」の2種類があります。

今回は、この2種類の紫外線防御剤の違いや、それぞれの特徴と使い分け方などについてご説明していきます。

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紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の違いとは?

日焼けの仕組み=メカニズム

人間の体の表面を覆う皮膚=お肌は、みなさんもご存知の通り、真夏の強い太陽の光を浴び続けると真っ赤に充血してヒリヒリ痛んだり、水ぶくれが出来たりしてしまいます。

これは、お肌が太陽光線によりやけど(日光皮膚炎)になってしまったためです。

このお肌のやけどは、日光に含まれる「紫外線」がお肌の表面を突き抜けて、その奥にある「基底層」というい部分にまで達することによって起こります。

その後お肌は、紫外線を浴びてもやけどになりにくくするため、「メラニン色素」という褐色の色素を作り、日数をかけて徐々にお肌の表面に上げることでお肌の色を、太陽の光を吸収しやすい褐色に変えていくことでお肌を紫外線から守ろうとします。

このプロセスを経て、日光を浴びるとお肌は褐色に変わっていくのです。

これが日焼けでお肌が褐色に変わっていくメカニズムです。

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の、異なる紫外線防止方法

日焼け止めに含まれている紫外線吸収剤と紫外線散乱剤は、両方ともお肌に紫外線を到達させにくくする成分ですが紫外線に対するアプローチはまるで違います。

紫外線吸収剤は、その名の通り、紫外線を吸収剤自身で吸収して化学的に処理し、熱や赤外線に変えて放出したり、吸収剤自身の分子構造を変えることで紫外線を消費し、皮膚に紫外線を届きにくくします。(熱に変えると言ってもヤケドするほど熱くなるわけではありません。)

対して紫外線散乱剤は、細かい粒子が日光を反射する仕組みを利用して、紫外線を、お肌に届く前に反射し、お肌に届きにくくします。

これが、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤と紫外線からお肌を守る仕組みの違いです。

紫外線吸収剤のメリットとデメリット

紫外線吸収剤のメリット

・紫外線を防ぐ力が強い

紫外線散乱剤に比べて紫外線を防ぐ力が強く、
SPF値の高い製品には必ずと言っていいほど含まれています。

(SPF値=紫外線防御指数 のことで、 0~50までの数字で表します。
50に近いほど、お肌が赤くなる時間を遅らせることが出来る、という意味です。)

・無色透明

紫外線散乱剤と違って、白浮きせず、塗り心地も滑らかです。

紫外線吸収剤のデメリット

・肌への負担、刺激が比較的大きい

有機化合物なので、肌への負担が大きい。人によっては刺激を感じることもあります。

また、紫外線を熱に変換して放出する際にお肌の水分を蒸発させ、お肌を乾燥させてしまう事があります。

・時間がたつにつれ、効果が弱くなる

紫外線を吸収すると化学変化が起きて違う物質になってしまう為、紫外線を防ぐ力が弱くなります。その為、こまめな塗り直しが必要になります。


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紫外線散乱剤のメリットとデメリット

紫外線散乱剤のメリット

・肌への負担が少ない

紫外線散乱剤の主成分は、ファンデーションやフェイスパウダーの白色顔料としても良く使われる二酸化チタンや酸化亜鉛などが代表的に使われています。

これらの成分は、紫外線吸収剤の主成分である有機化動物と違って、刺激になりにくいので、お肌への負担にはなりません。
紫外線散乱剤を使用した製品の多くは、「ノンケミカル」と表示されています。

・丈夫で長持ち

紫外線散乱剤は、単純に鏡のように紫外線を反射するだけで、紫外線吸収剤の様に吸収や、科学的処理をしないので、お肌に塗った後も紫外線を反射する構造が壊れることがないので長持ちします。

UV-A(紫外線A波 肌の奥にまで到達し、シミやしわの原因になる)と、

UV-B(紫外線B波 肌を赤く焼き、日焼けの原因になる)

の両方ともに防ぐことが出来るもの大きな特徴です。

紫外線散乱剤のデメリット

・紫外線を防ぐ力が弱い

紫外線散乱剤の主成分である
酸化亜鉛
酸化チタン
は、白い粉末状の物質です。

その為、配合量を増やすと白浮きしてしまいます。

ですので単純に配合量を多くすることが出来ず、紫外線を防ぐ力もそれほど上げることが出来ません。

・白浮きする

上のお話の続きですが、主成分が粉末状の物質の為に白浮きしやすく、その為色むらが起こりやすく、メイクとの相性も悪かったりすることもあります。

それぞれの特徴をつかんで賢い使い分けを

これまで読んでいただいた様に、紫外線吸収剤も、紫外線散乱剤にも、それぞれのメリット、デメリットがありますので、それぞれの特徴をよく理解して、状況に応じて使い分けましょう。

紫外線吸収剤はどんな時に使う?

SPF値の高い紫外線吸収剤を配合した日焼け止めは、強い紫外線に長時間お肌をさらすことになってしまう、
・長時間の外出
・海や山などへのお出かけ
・野外スポーツ
などに出かける際に使用しましょう。
紫外線吸収剤はお肌にも負担がかかると書きましたが、お肌に一番の負担になるのは、長時間紫外線を浴び続ける事です。しっかりと日焼け止めを塗り紫外線対策を怠らない様にしましょう。

紫外線散乱剤はどんな時に使う?

毎日の生活の中ではそれほどSPF値の高い製品を使う必要はありません。

紫外線散乱剤を配合した紫外線散乱剤は、SPF値はそれほど高くありませんが、お肌への負担も少なく、長時間効果が持続しますので日常的に使用するのに向いています。

日常的に使用する日焼け止めには、紫外線散乱剤が配合された製品を選びましょう。
「ノンケミカル」、「紫外線吸収剤不使用」などと表示されている製品を選んでください。

まとめますと、
日常的に使う日焼け止めは、紫外線散乱剤配合の低刺激の製品を、長時間紫外線にさらされる場合は紫外線吸収剤配合の製品を使い分けましょう。

今回の記事が、あなたの日焼け止め選びの参考になれば幸いです。

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