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インフルエンザに家族が罹った時、感染を防ぐ為に出来る事は?

      2017/01/27

ご家族がインフルエンザを発症された場合、他の家族にインフルエンザが感染してしまったら大変です。インフルエンザウイルスの感染力は強力で、下手をすると一家が全員寝込んでしまうなんてこともあり得ます。更にインフルエンザは重症化しやすく幼児や高齢者が感染すると脳症や肺炎を合併することもあり得ます。

こんなことにならない為に、ひとつ屋根の下で暮らすご家族への感染を防ぐ為に、私が知っていることをご紹介します。

家族への感染を防ぐ為に、患者さんに対してすること

まずは、インフルエンザをうつさない為に、患者さんに対して出来る事をご説明します。

隔離

患者さんは、出来るだけ個室に隔離し、極力他のご家族の方との接触が少なくなるようにしましょう。
しかし、小さなお子さんが発病した場合で、普段親御さんと同じ布団で寝ている場合は隔離も難しいでしょうし、このような場合は、

・他の家族から離れた場所に寝かせる

・食事も離れた場所でとるか、別々にとる

など、なるべく看病する方以外のご家族の接触が少なくなる様、注意してください。

マスク着用!


患者さんと、患者さんを看病する方、患者さんに近づく方は、必ずマスクを着用しましょう。
マスクは咳やくしゃみなどでウイルスをまき散らすのを防いでくれるほか、吐く息で口と鼻の周りを加湿してくれますので、湿気を嫌うウイルスを防ぐ役割もしてくれます。

こまめな換気!

インフルエンザウイルスは、患者さんの呼吸や咳で体内から出ても、布団や衣服に付着した場合1日~2日は生きています。
こまめに家の中の空気を換気することで、インフルエンザウイルスを家から追い出してください。

加湿!

あらゆるウイルスは乾燥した環境を好み、湿気を嫌いますので加湿器等で室内の加湿を行いましょう。
乾燥した空気のなかではウイルスはフワフワ浮遊していますが、湿度60%程度に加湿された空気中は浮遊しにくくなり、ウイルスを体内に吸い込む確率も下がり、感染防止になります。加湿器がない場合でも、

・お湯を沸かす、

・濡れタオルを室内で干す、

・霧吹きで水分を蒔く、

等で室内の湿度を上げることは出来ますので、常に室内を加湿することを心掛けましょう。


家庭内の感染を防ぐ為に家族にできること

インフルエンザは、発病してから7日~8日くらいは家庭内で感染する可能性があるので、下記を守ってご家族を感染から守りましょう。

予防接種は間に合いません!

ご家族が発病してからあわててインフルエンザの予防接種をしても間に合いません。
予防接種をしてから体内に抗体が出来るまで2週間から4週間かかります。その間に感染してしまえば、予防接種はする意味が無くなってしまいますので、ご家族が発病してからの予防接種は止めておきましょう。

手洗いとうがいをこまめにする!


インフルエンザウイルスは、人の口、鼻、目、などの粘膜から体内に侵入します。
人の手は、家の中ドアノブやスイッチ、机の上などのいろんなところに触れて知らない間にウイルスが付く場合があります。その手で鼻や口に触ったり、目をこすったりするとそこからウイルスが体内に侵入し、感染してしまいます。

患者さんがお家の中にいる場合、インフルエンザウイルスは確実に家の中にいますので、手に着いたウイルスを体内に入れない様、こまめに手洗いをしましょう。

また、うがいには、喉の粘膜に付着したウイルスを洗い流したり、喉の保湿や、喉を清潔に保つ効果がありますので、手洗いと併せてうがいも是非してください。

免疫力を高める!

免疫力とは、病原菌やウイルスの身体への侵入を防いだり、体内の害を除去する自己防衛機能の事です。
インフルエンザウイルスが体内に入って感染しても、感染してしまった方の体力や免疫の状態が良ければ必ずしも発病する訳ではありません。
その為にも感染を防ぐことだけではなく、十分な休息や食事を心掛け、あったかいお風呂にゆっくり浸かり、インフルエンザウイルスに負けない身体でいることを心掛けましょう。

お風呂で免疫力アップ!


入浴と免疫力には大きな関係があります。免疫力は体温の影響を受けやすく、体温が1度上がると、免疫力は5倍から6倍に増加します。

あったかいお風呂に浸かることで全身の毛細血管が広がり、血流の量が増し、血液の中の白血球やリンパ球などの免疫細胞を全身に十分行き渡らせることが出来ます。

体が温まることで腸に集中している免疫機能も活発に働きます。

体が温まり、汗を十分かくことで老廃物を体から出し、リンパの流れも良くなります。

その結果、体内にインフルエンザウイルスが入って来ても免疫機能が十分に機能し、空さのウイルスに対する抵抗力が上がり、インフルエンザに罹りにくくなします。

予備投薬 お医者様に相談を

家庭内でのインフルエンザの感染を防ぐ為に、特に感染のリスクの高い方に対して「インフルエンザ治療薬の予備投薬」という方法があります。
インフルエンザの薬を事前に与えておくことでインフルエンザウイルスの増殖を抑え、感染を予防しよう、という方法です。

この方法は、原則、同居中の家族で、

65歳以上の高齢者
慢性疾患(喘息・糖尿病・癌・免疫不全 等)の治療中の方
に実施が可能です。

・タミフル 1日1回10日間服用

・リレンザ 1日1回10日間吸入

・イナビル 1日目1本吸入、2日目1本吸入

上記のいずれかになります。
保険外の自費治療ですので費用はかなり高額になります。
予備投薬を行っても感染する可能性はありますが、重症化しにくいと言われています。
検討したい場合は、お医者さんに相談してから決めてください。

最後に

今回は、家庭内でのインフルエンザの感染の確率を下げる為に、患者さんに対して出来る事、そして、まだ感染していないご家族をウイルスから守るため出来る事をご紹介してきましたが、どんなに対策を施しても同じ家の中の事ですし、100%確実にインフルエンザウイルスの体内への侵入を防ぐことは出来ません。

インフルエンザはどれくらいの確率で感染するか、はっきりしたことは言えませんが、私の感覚では、そんなに神経質になることもない、と考えています。

私の家は、私と妻、11歳と4歳の息子の4人家族です。
過去に2度ほど息子がインフルエンザA型に感染した事があり、自宅で看病しましたが、幸い私や妻、もう一人の息子に感染することはありませんでした。

子供部屋もあって、一応隔離はしていたのですが、少し熱が下がって元気が出てくると、暇を持て余してリビングに降りてきてしまいます。
しっかりマスクはさせていましたが、1日中近くにいても下の息子にも感染はしませんでした。

まあ、たまたまうつらなかっただけの話ですし、家族全員に感染してしまう可能性は十分にあるでしょうから、やはり感染の予防対策は十二分にするべきと考えます。

ですので、インフルエンザに感染する確率を少しでも下げる為に、今回ご紹介した方法を実践してください。人事を尽くして天命を待ち、発症してしまった場合は速やかにお医者様の診断を受け、治療に専念してください。

今回ご紹介したお話の他にも、インフルエンザに関連したお話がありますので、よろしければご一読ください。

家族がインフルエンザを発症した時、他の家族は仕事や学校に行ける?

インフルエンザ潜伏期間は?人にうつる?解熱後の外出は何日目から?

妊婦はインフルエンザの予防接種できる?時期は?副作用の心配は?

インフルエンザのA型、B型、C型とは?それぞれの違いとと特徴は?

 - 健康

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